◎一生で総額１億円程度かかります

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの鬼塚です。老後資金ってトータルでいくらかかると思いますか？

会社を退職して、６０歳から生きていくのに、一生で総額１億８０万円かかる、と言われております。（生活費３０万円／月で８８歳まで生きた場合）

これは夫婦２人分の場合です。

仮にお１人でも７，７００万円もかかってしまいます。

それにたいして老後の収入を考えてみましょう。

たとえば、あなたはアパート経営やマンション経営をしてますか？

そうであれば、老後も家賃収入が期待できるかもしれません。

では、そういうものが無い人はどうしましょうか？

老後の生活は、年金に頼らざる得ないということになります。

では、その年金、何歳からいくらくらいもらえるかご存知ですか？

これをきちんと理解できてる人は、意外と少ないんですよ。

まず何歳から？ですが、満額受け取れるのは６５歳からしか受け取れません。

ということは、６０歳で退職して再就職できなければ、６５歳まではお給料もなければ年金ももらえない期間が５年間もあるということです。

では、いくらもらえるか？

これはですね、実は人によって違うんですよー。

働いた期間や、その間のお給料の額、専業主婦だった期間によって違います。

なので、厚生労働省調べの平均でお話しますね。

受け取れる年金額はご夫婦で総額６，９００万円程度です。

お１人だと３，８６４万円です。

ということは、年金だけでは、老後の生活費に対して、不足が生じてしまうわけです。

その不足額は、夫婦で３，１８０万円、お１人で３，８６４万円も足りません。

かなり大きな金額ですよね。

でも、これじゃぁ済まないかもしれません。

なぜなら、この年金額は今の年金制度だったら、これくらい受け取れるという額なんです。

つまり今のお年寄りが受け取っている金額です。

では、あなたが将来年金を受け取る頃、今のお年寄りと同じくらいの年金がもらえると思いますか？

減りそうですよね＾＾

実は、年金が減るということは、国も認めてるんですよ。